久しぶりに来院された方が、
「日にち薬で治ると思っていた」「ゆっくり休めば治ると思っていたのに」
等と言われる事が多くあります。
来院されたと言う事は、日にちが経過しても、休んでも治らなかったか、
悪化した事になります。
では、症状が自然に回復するのと 回復しない・悪化するのとでは、
何が違うのでしょうか?
1
症状の原因・発生の機序
2
症状の発生している部位、状態、器質的なものか機能的なものか
3
症状が発生してからの生活(養生、負担の掛け方)
4
患者本人の自律神経のバランス
等に左右されると思われます。
1 症状の原因も、不可抗力や外力が加わって傷めたもの、
無理な事や日頃しない事を行った場合と、
日頃の肉体的・精神的負担が積み重なって、無理を重ねる事で、
水嵩が増しで溢れる形で症状が出たり、何でも無いキッカケで発生する場合です。
日頃の蓄積による場合、施術に加え仕事を減らす、無理をしない
など生活を改善しなと良くならないのに、施術もせずに同じように
仕事や生活をしてる状態で、
幾ら待っていても悪くなる事はあっても良くなる事はありませんよね。
2 症状は、一般に
体幹のみに発生しているものより、
手足―末梢に強く出ている場合の方が治りにくいです。
しかも、痛み・突っ張り より
痺れの方が厄介です。
外力により傷めた時は、筋腹を傷めた時より
関節を傷めた時の方が、
後に
運動制限や運動痛を残す事が多くなります。
器質的なもの―組織そのものを傷めた場合は、当然、早期にしかるべき処置、
治療を受けないと、後に後遺症を残します。
何もしないで放置していき、後になって こじらされてしまってから
何とかしようとしても 手遅れとなり限界があります。
手術をしなくてはならなくなる事もあるので、要注意です。
即ち、
外傷の場合は、治し時があるので、少しでも早く、診察・治療を受ける事が必要です。
又、外傷に限らず、痛みがある状態で無理して使っていると、
歪みは連動して
他の筋肉、関節、椎骨に波及していき、症状が増え、広がって行きます。
痛みだけだったのが痺れを伴う様になったり、末梢に痛みが放散する様になってきたら
かなりこじれさせたと 思ってください。
逆に、痛みを庇って、逆側の手足を片使いしたり、日常動作がぎこちなる事により、
逆側にも症状が出たり、庇う事により他の場所に負担が掛かったりして、
どんどんこじれていきます。
こじれてしまった場合、
長い期間を要して根気よく治療していかないと改善しませんし、
治療も多くの日数を通って頂く事になり、施術する方もかなりの労を要する為、
当然費用もかさんできます。
傷めたり、痛みが出たら、
早いうちに、的確な処置、施術を受けると共に、
無理を控える事が肝要です。
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