2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧
臨床上、局所のバランスを取る施術の一環として良く用いる、 伸縮テープを用いて筋肉のアンバランスを整える方法をよく行います。 ぎっくり腰や腰痛では、脊柱起立筋―腸肋筋―の左右両側に、上下の方向を 変えて テープを施します。 まず、万歳検査を行い、肘…
『身体均整法』では、背骨の一つ一つ ― 椎骨を幾つかのカテゴリーに分類しています。 それを整理すると、椎骨は4個跳びに同じ歪みを呈している事になります。 実際、殆んどの場合、椎骨の横突起は、4個跳びに 同じ側が背側に ローテーションしています。 殆…
久しぶりに来院された方が、 「日にち薬で治ると思っていた」「ゆっくり休めば治ると思っていたのに」 等と言われる事が多くあります。 来院されたと言う事は、日にちが経過しても、休んでも治らなかったか、 悪化した事になります。 では、症状が自然に回復…
体幹の動きによって腰痛が出る場合に、その腰痛の出る動きと部位で、 ある程度腰痛の原因が想定できます。 先日、腰部の前屈の痛みを訴えられる患者さんが来られました。 右側の腸骨稜から腸骨稜の上辺りの脊柱傍側三側に痛みがあります。 10日位前から痛み…
身体の歪みに関わる筋肉には、大きく分けて二つあります。 一つは、不良姿勢の原因となる筋肉です。 これは、脊柱の弯曲や肩甲骨・骨盤の歪みの原因となる筋肉で、 多くの場合、インナーマッスルと呼ばれる深部の筋肉です。 具体例を上げますと、 ◎ストレー…
当院で行っている『アーチバランス整体』では、背骨(椎骨)の外側への軽い押圧を 持続する事による 調整法を重視し、多用します。 腰痛、背部痛は勿論、慢性の疼痛・関節痛、自律神経症状を施術する時は、 特に重点を置きます。 『アーチバランス療法』では…
拘縮とは、関節が硬くなり、関節が完全には曲がらない 或いは 完全には伸びきらない状態を言います。 拘縮を起こす状況には大きく分けて二 つの ケースがあります。 先ず一つは、関節を動かさない状態が長期間続いた事により生じるものです。 この様な状況は…
明けましておめでとうございます。 本年も 宜しくお願いします。 昨年末、久しぶりに来院された患者さんが、 以前 突き指をした箇所を 再度傷められ、 「小指の第2関節が腫れて曲がり難い、曲げると痛い」 と言われて来院されました。 「実は、この様な場合…