歪みのタイプ別　『姿勢が良くなる　バランスストレッチ』

背筋が伸びた姿勢を保つ為には、背中のストレッチ法においても歪みのタイプに応じた　正しいストレッチ法を行う必要があります。 ―背筋が真直ぐでない―　と言っても、立った姿を横から見ると背中が全体に弧を描く脊柱後弯タイプと、背中が丸く腰は反って、お腹が前に出る過剰前弯タイプに大別されます。立った時前者は重心が爪先に乗り、　後者は踵に重心が掛ります。　お年寄りの方で　杖を突いておられる方を見ると、前屈姿勢で前に杖を突いて歩いている方　と　ガニ股姿勢で横やや後ろに杖を突いている方がおられるのは、この脊柱弯曲のタイプの違いによるものです。これは、専門的に言うと、仙骨の前傾して上がる・後傾により下がる　この二つのタイプに分かれております。即ち仙骨が前に傾くと脊柱は前弯し、後ろに傾くと後弯するのです。背中を伸ばす時に反らせてはいけない事は、2012年9月24日のブログにて書いておりますが、背中を真直ぐに伸ばすの時にも　脊柱後弯タイプ・過剰前弯タイプでは　それぞれ方法が異なります。両手を伸ばした時、頭の上で手を組みますが、掌が上になる様に手を返すと、仙骨は後方に下がり重心は前方に移動し、掌が下になる様に手指を組むと、仙骨は前方に上がり重心は後方に移動します。これは、仙骨の前傾タイプと後傾タイプで　腕の伸筋と屈筋のバランスが変わるので、緊張している筋肉を緩める様に手を組んで　それぞれの呼吸にて　ストレッチするのです。仙骨前傾タイプは　息を吐きながらストレッチ仙骨後傾タイプは　息を吸いながらストレッチ　します。姿勢・スタイル改善の他、腰痛・背部痛・肩首のコリやダイエットなどにも効果がありますので、ぜひ　一日に数回くらいでよいので　続けてお試しください。仙骨前傾タイプ

仙骨後傾タイプ

☆2015/12/11　私の初めての著書が出版されます。
応援よろしくお願いします
「指ではじくだけで肩の痛みが治る！－江戸の秘術から生まれた凄ワザ」
江戸時代の按摩術が、現代人の症状によく効く事を紹介した本です。

指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ

作者: 福富章
出版社/メーカー: 自由国民社
発売日: 2015/12/04
メディア: 単行本（ソフトカバー）

どうぞ　皆様、よろしくお願い申し上げますm(__)m

　 -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

お蔭様にて、腱弾きに続き、筋捩り調整も、オファーを頂き商業出版でき当院のオリジナル施術法―第2作目　2018年3月29日発売です　新刊タイトル 「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」もぜひご一読下さい。タイトルをクリックして頂けますと、楽天ブックスに飛びます↓