足のアーチには、足の内側に土踏まずを作る
内側縦アーチ、
そして外側にも 内側より低い
外側縦アーチがあり、足を前方から見ると
横アーチが観察できます。
内側縦アーチが不足すると偏平足、横アーチが無くなると
開帳足
になると言われています。
横アーチは、
中足骨と足趾の関節の作るアーチで、これが不足すると
中足骨は床方向に落ち込み 足趾の間が広がり 指は屈曲します。
足根骨のアーチは 逆に大きくなり、足根骨は甲側に凸出します。
中足骨頭は 床方向に落ち込む為に 足底の足趾の付け根の角質が厚くなり
足裏の指の付け根が痛くなったり
肉刺(まめ)や胼胝(たこ)が出来易くなります。
この
足の横アーチは、万歳検査で肘が縮む側―重心側では
アーチが潰れます。
先日、「
右足の裏の2・3趾の付け根が痛くて歩けなくなった」
と来院された女性は、お洒落をして ヒールの高い靴を履いてお出かけをしてから
足の裏が痛くなったそうです。
痛くなった足は、
重心側の足で、横アーチが消失していて、
足の裏の2・3趾の付け根が角質が厚くなっていて、この部位に絶えず
体重が掛っている事が窺われます。
ヒールの高い靴を履くと、更に爪先に体重が掛かり、しかも、指が広がり幅広の
重心側の足には 爪先が狭くなった靴は 合わなかったようです。
足の裏の2・3趾の付け根の屈筋腱とを弾いた後、
足のアーチに関わる筋肉の腱を弾いて緩め、
足根骨を矯正する事で
足のアーチを調整すると、
足の痛みは消失しました。
勿論、ヒールの靴はしばらく履かない様には 指導しました。
ここで一つ問題となるのは、
外反母趾が 横アーチが低下した開帳足に多い
と言うのが定説になっているのですが、臨床上、
非重心側の 指が閉じて 母趾が内転している側に
外反母趾が見られる事が多い様に思われます。
外反母趾の予防・進行防止として
爪先立ちのエクササイズが効果があるのは、
非重心側は、アーチを作る筋肉-
長腓骨筋と後脛骨筋-に
力が無くなっている為に、これらの筋肉をを鍛える目的があるようです。
足のアーチを整えて、重心を正常にする事で、
足のトラブルを防ぎ、足の痛みを解消
することができるので、ぜひご相談ください。
☆2015/12/11 私の初めての著書が出版されます。
応援よろしくお願いします
「指ではじくだけで肩の痛みが治る!-江戸の秘術から生まれた凄ワザ」
江戸時代の按摩術が、現代人の症状によく効く事を紹介した本です。
どうぞ 皆様、よろしくお願い申し上げますm(__)m
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
お蔭様にて、腱弾きに続き、筋捩り調整も、オファーを頂き商業出版でき
当院のオリジナル施術法―第2作目 2018年3月29日発売です 新刊タイトル
「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」もぜひご一読下さい。
タイトルをクリックして頂けますと、楽天ブックスに飛びます↓
岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院 058-252-3502 〔予約制〕
当院ホームページ https://ma35.net/
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村