瘂門と言うツボは 後頭部と首の境目辺り、即ち
俗に 盆の窪(ぼんのくぼ)と呼ばれる位置にあります。
この場所は、
延髄がある場所で、
脊椎動物の脳の最下部で
脊髄の上部に続く部分です。
大脳・中脳・小脳 及び 脊髄からの神経繊維が通り、一部の神経は
ここを中継点としています。
延髄は、生命維持に関わる反射中枢として 重要な場所であり、その為、
TV時代劇ドラマ
『必殺仕事人』の中で
鍼師・
藤枝梅安が仕事人と化し、〝ここに一撃〟―鍼を刺して、
悪人をあの世送りにした― と言う話になったのです。
延髄からは、
〝外転神経、顔面神経、内耳神経、舌咽神経、迷走神経、副神経、舌下神経〟
等の脳神経が 出ており、自律神経の核も多数存在する 脳から脊髄への
神経エネルギーの中継地点となっています。
良く知られている 呼吸中枢や循環の中枢など、生命維持に重要な中枢である 他、
1 味覚の中枢
2 声帯や
咽頭の筋肉の運動の中枢
3 細かな作業や運動に関わる中枢
4 平衡感覚の中枢
5 眼球運動の中枢
6 血管運動調節の中枢
7 発汗の調節の中枢
等です。
最近、良く耳にする、
味覚障害、
ドライマウス、低体温、無汗・多汗 等の
現代病とも言える諸症状、
舌の痺れ、嗄れ声、飲み込み不全、ふらつき・眩暈、眼瞼下垂 等も
延髄の異常によって起こるようです。
逆に、延髄を調整するツボ―瘂門― に、鍼や手技にて調整刺激を送り
延髄の機能を正常になる様に 調整する事で、
これらの 難治とされる症状の解決の糸口となる事も多いのです。
☆2015/12/11 私の初めての著書が出版されます。
応援よろしくお願いします
「指ではじくだけで肩の痛みが治る!-江戸の秘術から生まれた凄ワザ」
江戸時代の按摩術が、現代人の症状によく効く事を紹介した本です。
どうぞ 皆様、よろしくお願い申し上げますm(__)m
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
お蔭様にて、腱弾きに続き、筋捩り調整も、オファーを頂き商業出版でき
当院のオリジナル施術法―第2作目 2018年3月29日発売です 新刊タイトル
「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」もぜひご一読下さい。
タイトルをクリックして頂けますと、楽天ブックスに飛びます↓
岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院 058-252-3502 〔予約制〕
当院ホームページ https://ma35.net/
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村