利き手と　利き足 - 岐阜市　マサゴ整骨院刊　健康小事典

患者さんに　手のアーチの説明をすると、 「私、左利きだけど　関係ありますか？」　と言う質問を度々受けます。以前は、解明していなかったのですが、どうやら関係がありそうです。利き手、利き足と云うのは、重心足の逆側になります。重心足は、手や足の指の指の間が広く、手自体が横に広がって、指は屈曲します。親指や小指を外側に広げる働きや屈曲する働きを持つ筋肉が、緊張している為です。即ち、アーチが低下し、体重を支え易い安定する構造になっています。反対に、利き手・利き足は手や足の指の指の間が狭く、手自体の幅が狭く高が高くなり、指は反ります。親指や小指を内側に縮める働きや伸展する働きを持つ筋肉が、緊張している為です。即ち、アーチが大きくなり、動かし易いい　機能的な構造になっています。人間も、元々は、四足動物であった　その名残で、重心の手で体を支え、利き手で食物を捕獲して食べると言う機能があり、その構造が残っていると考えられます。多くの人は、利き足と利き手は右側ですが、右足重心タイプの人は理屈上左利きになり易く、右利きの教育・習慣がある為、全ての人がそうではないのですが、問診させて頂きますと、左足のアーチが低下し重心が掛る人より、左利きの確率が多い様です。

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